あきた次世代エネルギーコンソーシアム 設立について2023.5.10
このたび、秋田県内での水素・アンモニアといった次世代エネルギーのサプライチェーン構築を目指し、県内企業を中心として「(仮称)あきた次世代エネルギーコンソーシアム」を設立することとしました。
本コンソーシアムでは、秋田県が日本の次世代エネルギーの供給拠点となり、我が国のグリーンエネルギーを牽引する、持続可能で活力ある地域となるよう活動していきます。
設立の背景
世界150カ国以上がカーボンニュートラルを宣言するなど、脱炭素に向けた取組が世界規模で広がっています。我が国においても、2020年10月に「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、再生可能エネルギー導入や水素・アンモニアなどの次世代エネルギーの実用化に向けた取組みが進められています。さらに、2023年4月には6年ぶりに改定する「水素基本戦略」において、2040年までの水素供給量を現在の6倍となる年1,200万トンとする新たな目標を盛り込む方針を明らかにしています。
一方、昨今のウクライナ危機ではエネルギー安全保障の重要性が浮き彫りとなったほか、不安定な再生可能エネルギーの増加による出力抑制の拡大やエネルギーに関する資金・人材の流出といった大小様々な課題を抱えています。
設立の目的
本コンソーシアムでは、秋田県内における水素エネルギー等の普及・拡大に向けたビジネスモデルを開発・構築し、検証を行うとともに、秋田県を起点とした全国各地での次世代エネルギー利用による地域振興を通じ、持続可能な社会の実現に寄与することを目的とします。
設立発起人
秋田大学理工学部 システムデザイン工学科 土木環境工学コース 教授 浜岡 秀勝
秋印株式会社 代表取締役 三浦 征善
秋田いすゞ自動車株式会社 代表取締役社長 辻 良之
秋田海陸株式会社 代表取締役社長 西宮 公平
株式会社ウェンティ・ジャパン 代表取締役社長 佐藤 裕之
大日本コンサルタント株式会社 執行役員 環境エネルギー推進部長 酒井 康弘
三国商事株式会社 代表取締役社長 三國 晋一郎
法人概要
名称:(仮称)あきた次世代エネルギーコンソーシアム [略称:ANEC(エイネック)Akita Next-generation Energy Consortium]
設立日:2023年7月5日予定(※同日の設立総会の決議を経て正式発足)
お問い合わせ先
あきた次世代エネルギーコンソーシアム事務局(三国商事株式会社 内)
電子メール:info@anec-akita.com
TEL:0185-73-3311